今年から冬が楽しみになるはず

2020年11月6日 2020年11月6日 LS-ken

ポチった。ポチってしまった。

佐久穂町の人が喉から手が出るほど欲しいものが２つあります。
パン屋さんと温泉です。
パンはスーパーのお惣菜パンで我慢する（なかなか美味しい）にしても、温泉はそうはいきません。

最寄りの温泉は車で20分程、一度温まった体も20分車に載っていればすっかり車の温度になり、車から玄関までの数メートルですっかり冷めてしまいます。
だからこそ、温泉という楽しみが冬に体感できない地だからこそ、冬が来るのが楽しみになる何か新しい体感が欲しい。

考えた私が辿り着いたのが、サウナでした。
しかも、最近ではテントサウナという持ち運び可能なサウナが、それほど手が届かない価格ではない。（一大決心くらい）
サウナ文化をYoutubeで視聴し、サウナ好きな方々にヒアリングして、思い切ってサウナテントをポチりました。

Mobiba MobileSaunaMB10A 定員3名
https://item.rakuten.co.jp/gadeame/fireside27190/?s-id=ph_pc_itemname

今回は「サウナは目が赤くなっちゃうのでむしろ苦手です」「水風呂も罰ゲームでしか入った事ない」私に、どんな抑えがたい情熱と衝動が駆け巡ったのかを文章化しようと思います。

サウナテントは自然に深く接続できる

私の持論ですが、佐久穂町で一番良いコンテンツは自然です。他の地域でも自然が一番のコンテンツなんじゃないかな。
自然の楽しみ方は、人が自然にどのように接続するかです。
森で息をして接続する人、ダイビングで接続する人、ぼっちキャンプで接続する人、楽しみ方は人それぞれです。

冬の自然への接続はスキースノボーを代表に、アイスピックやワカサギ釣りと色々ありますが、どれも私はやりません。寒いもん。
サウナテントは冬でも自然に深く接続できるツールとして最高だと思ったのです。
サウナの後の水風呂、これを寒い川や湖に入るのを予定しているのですが、冷たい水が肌で心地よいと感じるのは深く自然に接続しまくっているなと。

更に、サウナテントは持ち運び可能で窓もついています。
様々な風景、景色、夜景や星、こういった接続したい自然の場所に設営できるのも最高だと思いました。

湖の真ん中の目的地を浮かべる

「湖の真ん中にサウナ浮島あったらなんか良くない？」というアルコール入った雑談からテントサウナをポチるに至りました。
日本における湖の接続は、釣り、湖畔を歩く、ボート（あれば）と深く接続する思考があまりありません。

ですが、湖の真ん中にサウナ（サウナじゃなくても良いけど）があれば、泳いででもそこに辿り着きたくならないでしょうか。
海水浴で泳いだ先に休憩できる浮島があれば、なんとなくそこを目指そうとする行動に似ています。
（湖話は浮力とか固定方法とか難しそうだったので、そこから進みませんでしたが、、、）

私は湖の真ん中に目的地があればそこに向かう＝目的地が無ければ周りでキレイだね〜と見てる　という構図が冬の佐久穂町に目的地が少な過ぎる事に結び付けました。
佐久穂町にもスキー場ありますが、裏を返せばスキー場しかありません。
私は昔はスノボやりましたが、今はやりません。寒いからです。
サウナテントはそんな寒がりにも「暖かい」を提供でき、新しい人の流れが発生できるんじゃないかと考えたのです。

正直な所、サウナテントがどれほどの流れを生み出すのか全然分かりませんj。
ですが、冬の佐久穂町は湖です。
ほとんどの人は湖畔を回って通り過ぎます。

「湖の真ん中にテントサウナを浮かべられちゃうじゃん。」

と気づいた時、何かこう押さえがたい衝動と情熱が生まれたのです。

楽しみに冬が来るのを待ちたい

私は冬がけっこう嫌いです。
夏至（6月下旬）を迎えると、これから日が短くなるんだと思って憂鬱になる。
田植えが始まると、稲はすぐに成長して気が付けば稲刈りされているイメージが浮かんで憂鬱になる。
お盆過ぎると体感的に寒くなるから憂鬱になる。
10月になると1日ごとに日が短くなるのが体感できて憂鬱になる。
というほど、私が季節でポジティブなのは若草が一気に芽吹く6月上旬くらいです。

だからこそ、私が冬に楽しめる何かを作れば、ポジティブな1年を暮らせると思い、その手段がテントサウナになりました。
だって、暖かいんだもん。

雪が降ったらワクワクしちゃうって人たちが楽しそうに見えます。私もそっち派になりたいのです。