佐久穂町の水道凍結と水抜き
2022の冬シーズンが佐久穂町で始まっています。
今シーズンは11月が微妙に暖かかったんですが、その分12月との寒暖差があり、寒く感じました。
年末年始で出かける人も多いかと思いますが、古い家だと死活問題、みんな大好き”水抜き“について書こうと思います。
一般的な考え方
設備屋さんや、ベテランの地元民は、長年の経験があるので、色々な知識をたくさん授けてくれますが、
そんなに知識が備わっていなくとも多くの人は普通に暮らしています。
まずは、一般的な考え方を知りましょう。
凍結防止体は年中電源入れっぱなし
ほとんどの凍結防止体は、サーモスタットという温度が一定以下になると入るスイッチがついています。
年中入れっぱなしだと電気代が心配されますが、電源通電ランプくらいなので微々たるものです。
冬に凍結防止体の「電源オンし忘れの心配」があるので、私は年中オンです。
凍結防止体の節電コンセントもあるようです。
これは要はサーモが起動する温度を下げたり、サーモがオフになる温度を下げるモノなのですが、
佐久穂町の冬は気温が低いので、それほど金額が変わらないかも知れません。
生活している家では凍結はそれほど心配ない
人が生活している家では暖房が入るし、水道はどこも1日に数回使用されています。
家自体が暖かくなって熱を保持するので、夜に冷え切る事も普通の家ならほぼ無いです。
という一般的な考えを持ったうえで、
では、どういう時、どういう所で気を付けるのか。
外の水道
外の水道は冬になると凍る可能性が非常に高いです。
対策としては簡単で、水道の元栓を閉めて”水抜き”をすれば良いだけです。
冬に外の水道を使う時は元栓を開いて使う用にしましょう。
使い終わったら再度”水抜き”するのを忘れずに。
泊まりで外出する時
泊まりで外出する時はガスの元栓と同じで水道の元栓も閉めて”水抜き”してしまいましょう。
人がいない家は熱が無いので、家の中でも氷点下になってしまう可能性があります。
こう書くと、深夜に帰宅する場合など過度に心配になってしまう人がいるかも知れません。
ですが、だいたいの寒さくらいでは家の中の水道管が凍ってしまう事態にはなりません。
大体が杞憂で終わります。
ですが、佐久穂町の冬には、1シーズンに数回、最低気温がマイナス10度を下回る事があります。
1年に数日です。合計しても1週間か2週間くらい。
数日続く時もあれば、1日だけって時もあります。
泊まっている日が”たまたま”この日に当たってしまうと、悲しいことになるので、みんな脅してきます。
マイナス10度
マイナス10度ってのがひとつのラインとしてあります、私の中で。
その日の朝は空気がキンと張りつめていて、全ての生物が活動を停止しています。
こういった日が年に何回かあって、だいたい水のトラブルは同時多発的に発生します。
佐久穂町は標高が高い地域もあるので、地域によってはマイナス10度になる日もあります。
何にしてもマイナス10度ってのは特別な設備が必要だと思います。
土壁の家で設備が変わっていないと注意が必要でしょう。
水抜きの原理
なぜ、水抜きをしなきゃいけないかと言うと、水が凍って体積が増え、水道管を損傷させるからです。
水抜きは水道管内の水を地中に配水する器具です。
①水抜きハンドルを閉める
②蛇口を開ける
と立ち上がり管に空気が入って行きます。
https://www.city.komagane.nagano.jp/soshikiichiran/jogesuidoka/josuidogakari/1/2/1768.html
空気は冷えても体積増えないですからね。
これで安心って訳です。
水抜きは普通に出来るようにして、厳しい冬を乗り越えましょう。