サウジアラビアはアップデートされていました
サウジアラビアをオリンピックで応援しようと思って(オリンピックでサウジアラビア王国を応援する)早一年。
結局何も調べる事なくオリンピックを迎え、めでたく閉会式を迎えました。
結果を見てみれば、サウジアラビアは銀メダル1つを取りました。
選手団としてはサッカー選手が多いのですが、メダル獲得は空手73キロ超級の銀メダルだけです。
しかも、決勝でポイントで勝っていたのに蹴りがもろに入り対戦相手が起き上がれなく、反則負けです。
タンカで運ばれた選手が金メダルというなんとも言えない結末でした。
https://www.gorin.jp/video/6266935123001
みなさんご存知でしょうか。
空手は中東へ普及が進んでいました
日本では空手では形(カタ)で金メダルと銀メダルを取っていますが、空手の組手は銅メダル1つになっています。
空手は日本で生まれた武道の顔をして、実は国際化が進みすぎて日本のスポーツとは思えないほどです。
https://wka.jp.net/archives/65
(柔道も同じ感じですが)
中東の空手はエジプトから中東全体に広がっていったようで、大人気です。
詳しくは「ロレンスになれなかった男 空手でアラブを制した岡本秀樹の生涯」に書いてあります。(私はまだ読んでないけど)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041091608/presidentjp-22
自分の腕っぷしで持って海外に普及しに行く、生徒を集めて道場を作っちゃうって、やっている事はキリスト教とかと同じですよね。
全くすごい事です。
女性選手の写真
サウジの選手団は男性31名、女性3名でした。
https://www.jiji.com/jc/tokyo2020?page_id=og2020_slh_athletes_odf_slh_KSA_slh_index.html&s=data
私はサウジアラビアの女性選手の写真を見て、ちょっと驚いてしまいました。
1991年から1994年までサウジアラビアのリヤドに居たのですが、そこで見た女性とかけ離れていたのです。
昔話も入ってしまいますが、驚いた点はこんなところです。
顔が見える
私がいた頃は、女性は全員顔が見えませんでした。
女性は全員、体にはアバヤ、顔にはニカブを付けていたので、見えているのは目だけでした。
https://www.f-tsunemi.com/blog/realislam/26536/
サウジアラビア人の女性の顔を見たのは、多分初めてなのでビックリしました。
アバヤが白い
アバヤとニカブは黒いです。全身真っ黒です。というイメージでした。
どうやらサウジアラビアの中でも第2の都市ジェッダや、東のアルコバールやアルジュベールとかでは黒以外も出てきているようです。
20年前は今より宗教色がガッツリ強かったので、全員真っ黒でした。
いやぁ、変化があります。
髪がちょっと見えてる
しつこいですが、20年前は目しか見えていませんでしたから、髪が見えることはまずなかったのですが、
アバヤとニカブで隠しているメインは「髪」だと思っていたので、髪が写っているのには驚いたのです。
ファッションをもっと楽しんでいるイランでは、「最低限、頭頂部とお尻、肘を隠していればよい」という暗黙の了解で派手に着飾っているギャル的な人がいるらしいです。
髪はどこに行った。。
https://newspicks.com/news/741703/body/
サウジアラビアは変わった
宗教色の強い国でしたが、2018年には女性が運転免許証を取得できるようにな理、
観光客も2018年から受け入れられるように規制が緩和されました。
サウジアラビアはイスラム教の巡礼地メッカがある国です。
観光地ジェッダにはキングファハドの噴水(砂漠なので水は富の象徴)は高さ260メートルです。
https://www.travelbook.co.jp/topic/55770
オリンピックを契機にサウジアラビア調べたところ一番驚いたのは、
20年の発展が凄まじくて、全然知らない国になっていた事でした。