2021年度秋 佐久穂町の粗大ゴミイベントを終えて

私はただのいちユーザで、利用させてもらった人に過ぎませんが、偉そうに書きます。

春の粗大ゴミイベントで渋滞が発生してしまった反省を踏まえて、海瀬グランドに向けて白矢線に車を流す策と流入口の一本化が取られました。
開始直前の7時前は白矢線にかなりの台数が並んだようですが、私が向かった8時くらいは渋滞は茂来館前の坂道だけになっていました。

結果としては大成功だったんじゃないでしょうか。
役場職員の皆様、回収業者の皆様、師匠の皆様、朝早くからお疲れ様でした!

2021年の粗大ゴミイベントを終えての感想を書きます。

 

茂来館駐車場での処理能力の向上について

粗大ゴミイベントで一番向上させたい駐車場での処理能力向上ですが、これは1年2年で劇的な改善は難しいかも知れません。
"これまで行ってきた手順を変えたくない"というよくある考えはあると思いますが、それ以上に普通に人員数が足りていません。
現状の人数では現状のサービスレベルが最大限です。
役場職員も無料ではないので、人員を増やせばその分費用も増える事を考えると、人員での処理能力向上は難しいし、採択もされにくいでしょう。

となると次はデジタルを使って処理能力を向上させる策が考えられますが、デジタルに対応できない住民への配慮を考えると簡単には導入できません。
導入したとして、"これまで行ってきた手順を変えたくない"多くの住民が当日になって発生し、3年くらいはこれまでより大変なイベントになることが予想されます。

今の価格、今のサービスレベルの維持が最大の功績であって、向上は望むべくでは無いでしょう。

 

今のやり方をドラスティックに変化させるには

なかなか実現は難しいと思いますが、今のやり方をドラスティックに変化させるとしたら、他市町村の粗大ゴミイベントへ相乗るくらいしかないでしょう。
今やっている事を全て無として、新しい手段しか残さないのであれば、住民も変化せざるを得ません。
幸いにも、既に自家用車で運び込んでいるので、運び込む先が近隣の市町村になったとしても、住民は走行距離が長くなるだけです。

現在の佐久穂町と同じ形態であれば車で向かうだけだし、デジタルツールを使った対応をしている市町村であればそのシステムに乗せてもらえばよい。
そうすればドラスティックにデジタル対応完了です。

強引な考え方だとは思いますが、それぐらい、やる人も使う人も、やり方を変化させるって事は難しいと思います。
他市町村にお金を払うか、人を派遣するか、でどこか対応してくれないだろうか。

 

流入数を制限する

粗大ゴミの処理能力向上がすぐには見込めないとなると、考えないといけないのは流入数を減らす考え方です。
新しい制約(1家1往復まで、区によって時間指定など)を設けるのは、まぁ、後で考えるとして、現状の制約で確認が足りていないのが2点あります。

佐久穂町の在住確認

佐久市は「ウナザワの粗大ゴミ置き場に平日いつでも持ち込める」という、喉から手が出るほど羨ましい環境がありますが、免許証などで佐久市在住を確認しています。
こんな素晴らしい環境が解放されていたら、私みたいな人がドライブついでに粗大ゴミを持ち込むことがあるからでしょう。

事業系のゴミを制限する

佐久穂町粗大ゴミは価格面で無類なのはもちろんですが、最近気づいたもう1つの良い(便利な)所は"ほとんどの物を捨てられる"という点です。
佐久穂町の粗大ゴミは住民サービスになるので、パソコンやテレビ類と共に「事業に伴い排出されるゴミ」は受け付けていません。

どれが「事業に伴い排出されたゴミ」かを見極めるのは結構無理ゲーだと思いますが、アナウンスを増やすなど性善説に訴えることくらいはせめて必要かなと思います。

 

ゴミを減らす

そろそろ自分事になってきました。
ゴミを減らす方法は色んな人が考えて実践しています。
ご参考にしてください。

私の基本的な考えは「家の重さを一定にする」になります。
何か物を買って家に持ち込んだら古いものは外に出して捨てる、プラスマイナスゼロの状態を作っていれば家全体の重さは一定になりますよね。
可能であれば玄関にスマート体重計みたいなのを取り付けて、入と出で重さを測って、家の重さがどれほどプラスになるか計測したいくらいです。

 

落ち着きましょう。文章を読みましょう。

佐久穂町の秋の粗大ゴミイベントで一番長い行列を作るのは、開始直後になりました。
これは、佐久穂町の住民に限った話ではないと思いますが、並ぶのが嫌だからなのか、多くの人が早めに出発して結果的に一番長時間並ぶ傾向にあります。
そもそも、並ぶ理由は「自分の前で終わってしまうリスクがあるから」になるはずです。

これは葬儀の参列でも見られる光景です。
佐久地域の葬式は1時間前に始まるのは以前にも書きましたが、葬儀は先着何名がお焼香できるってやり方でなく、全員焼香できるのがほとんどだと思います。
にもかかわらず全員が早く行くのは、並ぶのが嫌だから、という思いが大きいのではないでしょうか。(今では習慣の面もあると思いますが)

粗大ゴミは住民サービスです。
時間になっても終了することは無い、という事は前回の例で分かったと思います。
落ち着いてください。
最後の1人までやっています。

また、粗大ゴミの時間は春(6時-9時)と秋(7時-10時)と開始時間が異なります。
この開始時間トラップに多くの人が惑わされて、特に秋は開始直前が混むのかなと思います。
文章を読みましょう。
開始時間書いてあります。

朝混むのは、心を燃やせ 魂の4往復!! をやりたい人が血気盛んに並んでいるからなのかも知れませんが。。

粗大ゴミイベントと共に、あなたも素晴らしい分別ライフを