スタッドレスタイヤのネット購入
「浅間山に雪が3回降るまでにスタッドレスタイヤに履き替えなさい」
佐久地域にある"あまり古くない"言い伝えです。
車社会でありかつ、雪少し降るし、路面凍結するし、山が近い地域ではスタッドレスタイヤは必須です。
毎年2回のタイヤ交換は衣替えよりも確実に行われます。
通常イベント化しすぎて息を吸うよりも簡単にタイヤ交換していますが、佐久穂初めての方は「スタッドレスタイヤって何?」状態の方もいそうです。
と言うか、友人がその状態だったので、ここで簡単にスタッドレスタイヤについてアーカイブします。
※2021/11/5 時点で浅間山には雪は1回しか降っていないので、まだ間に合います。
頼って安心 自動車屋さん
タイヤ交換とか自分でしないし、スタッドレスタイヤを選ぶのも自信ない。
プロにやってもらって安心したい、って方は自動車屋さんや自動車整備所を頼るのが良いです。
毎年発生するイベントなので、馴染みを作っておくと良いでしょう。
毎年2回やるんなら自分が出来るようになりたい!!って方は以下基本を押さえていきましょう。
タイヤの交換
タイヤの交換に必要なのは、ジャッキ、レンチになります。
これは私が持っているので、借りたい方いたらお声がけ下さい。(ジャッキとレンチは共有物としてシェアされるべき物だと思っている)
手順はどこかの動画を見てもらえればと思いますが、ネジ緩める→ジャッキで上げる→タイヤ交換する→ネジ締める→ジャッキ下げる→ネジに最後の一撃
を4回繰り返す感じです。
スタッドレスタイヤを購入する
スタッドレスタイヤの大きさ
まず、タイヤには大きさがあります。
今、夏タイヤを履いているようならタイヤをよく見てみましょう。175/65R15 などと書いてあるはずです。
乱暴に言うと、これと同じ数字のスタッドレスタイヤを購入すれば大丈夫です。(どの数字が何かはググってください)
「インチダウンしたスタッドレスタイヤは安くて良い」って話もあります。
が、インチダウンできない車もある+私はネットでタイヤを購入しているので、インチダウンはやっていません。
ホイール付きを選ぶ
タイヤはホイール付とホイール無しがありますが、ホイール付を買わないと自分で付け替えできません。
ホイール無しはタイヤだけなので、ホイールから取り外せる設備のある場所でやってもらう必要があります。
ホイールはピンキリありますが、アルミホイールであれば良い。くらいで私は思っています。
タイヤメーカーについて
タイヤを作っているメーカーは沢山あります。
何が違うかって値段が全然違って、値段の違いは耐久年数の違いだと思っています。(もちろん他にも色々違いはあるけど省略)
新品はどのタイヤも良い感じだけど、経年でどれだけ変化が起こるかって違いだと思っています。(もちろん他にも~以下略)
私個人のメーカーランキングはこんな感じです。
S:石橋さん
A+:ダンロップ
B:その他全部
色々ご意見はあると思いますが、飛行機のタイヤとビルの免震構造のゴムが石橋さんだったのを知って以来、私は石橋さんをひいきにしています。
中古のスタッドレスタイヤをネットで購入する
私は中古のスタッドレスタイヤをネットで購入しています。
結構高価な買い物なので、ネットでは嫌な方は自動車のお店に行きましょう。親身に相談を受けてくれます。
佐久穂町はこの冬「がんばろう佐久穂応援チケット」が発行されるので、町内業者を活用するのも手です。
私がネットで購入する理由は2点で、
1つ目は、ネット市場に多くのタイヤが出回っている。からです。
スタッドレスタイヤは寿命が4年と言われており、多くの人が寿命が尽きる前に交換を検討します。
この寿命ってのが味噌で、日本全国どこでも寿命が4年と言われているのです。
年間のほとんどが冬の北海道から、ちょっとだけ冬の山陰地方まで。
あまり使われていないタイヤが市場には出ているので、それを狙います。
2つ目は、4年が寿命って本当?です。
地域の気候と製品の質によって寿命に違いがあるのは容易に想像できますが、調べてみると各タイヤメーカーは4年ごとに新商品が投入されている事が分かります。
恵方巻しかり、バレンタインしかり、古くから"そう言われている"ような顔をして、実は誰かが作り出している共通認識はよくあります。
選ぶタイヤは
中古タイヤを選ぶ際に気を付けているのは以下になります。
・溝の量が7~8分くらいは残っている(これはサイトに載っています)
・あんま聞いたことないメーカは選ばない(できれば石橋さん)
・あんまり雪が降らなそうな地域のお店を選ぶ(雪国から持ち込んでいるかもだけど、これは気分)
・ヤフオクは使わない(上級者が多そうだから)
といった所を気を付ければ、それほど外さないで中古タイヤを購入できるんじゃないかと思います。
そんなことよりスピード出さないが大事
スタッドレスタイヤにしたから冬でも同じ運転をして良いって訳ではありません。
石橋さんの新品タイヤでも氷の上では滑るのです。
滑っても事故にならないようにスピードを落として運転することが大事です。
車が停まるまでの距離は、スピードの2乗に比例します。
スピードを出さない事、あと意外にできないのが「ブレーキを本気で踏む」ことです。
最近の車にはABSが付いているので、滑ったらブレーキ全踏みが基本です。
普段はそれほど強くブレーキ踏んでいないと思いますが、滑ったら本気で踏み込んでください。存外に奥まで踏み込めます。
まぁ、そんな余裕はないと思うけど。
と言う訳で、終盤はおどしっぽくなってしまいましたが、スタッドレスタイヤについてアーカイブしました。
何にしても安全運転で冬でも楽しく過ごしましょう。