黒澤住宅のリノベーション作業開始

20177月 佐久穂町の地域おこし協力隊として赴任した私にフッと湧いたミッションがあります。
空家リノベーションの手伝いをしてくれ。です。

期間は10月末を目安とのこと。

「空家の利活用」は私のミッションでもあったので、二つ返事で承諾。

前職はソフトウェアだったこともあり、少しでも建築系の知識が身につけば後々の他の空家利活用に活かせると思っていました。

空家の概要を記しておくと、築年数は明治初期と大工は言っていて、部屋数は1階に8部屋+土間で床面積は55坪(181平米)、2階は2部屋で床面積は12坪(40平米)あります。
1階の軒が3.5メートルほど出ており軒先感は抜群。倉庫小屋と家に囲まれた内庭の横を小海線が通ります。

この建物は長野県の某銀行の前身となったほどの地方実業一家が建てたので、部材もしっかりしており腐敗やシロアリ被害は一部ありますが、深刻なレベルではありません。

かつてお婆さんが住んでいた頃は大きな軒先きに近所の人が集まり、お茶を飲んだり話をしていたと近所の方々は話してくれます。

お婆さんが亡くなり、2015年に取り壊しの話が出た際に、「このまま壊すのは勿体無い、誰か有効的に活用してくれないだろうか」ということで当時着任した古民家に可能性を見出す協力隊(先輩隊員と今後言います)が、リノベーションして民泊活用をするとして着手しました。

着手当初は、まず建物内のゴミの片付け、襖の撤去、畳の撤去から始まりました。天井から水漏れがあったので、オーナーの好意で瓦の張替を実施しました。

家の中が綺麗にスケルトン状態になりましたが、あまりに大きな古民家ですので1階の半分と2階を先行着手しようと設計されました。
先輩隊員は前職が建築関係で自身も1級建築士であったため、建物の設計は先輩隊員、手を動かすのは素人の私、という構図でリノベーションをに手をつけ始めた私です。

その後、素人の私がどのように何をしてきたのか。素人ながらに出来たこと、出来なかったこと。
はたまた、この大きな古民家がその後にどうなっているか、果たして10月末でリノベーションは終わっているのか、をこのブログでは書き綴っていこうと思います。

素人作業だし建築関係の知識がなく実施しているので、方法が間違っていたり効率が悪い作業手順であることが多いです。
私はプロでは無いので色々なアドバイスは素直に受け止めます。
が、素人でもこんなことが出来るんだな~程度の大きな心でみて頂けると幸いでございます。

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