佐久穂(佐久地域)のヤバイ寒さの観点

すごい寒い地域、と聞いてどんな事をイメージするでしょうか。
最低気温がマイナス20度になる、雪深い、濡れタオルをぶん回すと凍る、ダイヤモンドダスト、様々にあると思います。

ここでは、佐久穂町(佐久地域)での私が考えるヤバイ寒さの観点を記載していきます。

寒いお話は、寒くなる前に知って対策してもらうのが良いと思います。
本格的な寒さがやってきて「こんなはずじゃなかった~」と心がボッキリ折れる前に、しっかり対策しましょう。

 

昼夜の寒暖差がヤバイ

佐久穂は寒い、確かに寒いのですが得意の晴天率で日中に陽の光が当たればそれなりに気温は上がったりします。
ですが、これまた得意の晴天率で放射冷却により夜は気温が下がるのです。(雲=布団がないので地面が冷える)

寒冬だった2017年1月の佐久市と札幌市の当月の最高気温と最低気温の差を気象庁データから比較してみます。

札幌市 最高4.7度 最低-12.8度 差17.5度
佐久市 最高11.7度 最低-13.2度 差24.9度

このように月の中で25度近くの寒暖差が発生しています。

寒暖差があると言う事は、服の調整を頻繁に行う必要があり、調整を間違えると体調を崩します。
そうです、私が思う「ヤバイ」は体調を崩す、怪我をする、事故をする、の意味合いで使っています。

(実は昼夜の寒暖差は冬だけじゃなくて春や秋も発生(ゴールデンウィークに霜降りる(=夜に氷点下になる)事もある)したりします。2017年は5月気温の差が31.6度。こりゃヤバイ。)

 

日陰と日向の寒暖差がヤバイ

また寒暖差です。基本的にヤバイのは寒暖差になります。

佐久穂にも僅かではありますが雪が降ります。
でも、得意の晴天率で日中に陽の光が当たればそれなりに気温は上がるので、日向は雪が溶けます。でも日陰は溶けません、いつまでも溶けません、春まで溶けません。
雪が降ったら日向と日陰で道にグラデーションが作られます。
車の運転では、滑らない場所と滑る場所がグラデーションになっているのでヤバイです。

更に、日中日向の雪解け水が流れ、夜に気温が下がり凍るという複合技に派生する場合があります。
この時の道は、雪は白く見えますが、氷は透明なので見えません。
夜道は白い場所(雪)と滑る黒いアスファルト(氷)と滑らない黒いアスファルト(何もない)を判断した運転が必要です。夜はその判断が一層困難になります。そうです、ある意味ニュータイプの素質が必要です。

 

標高の寒暖差がヤバイ

佐久穂は市街地から両翼に標高1500メートルを超える山に行くことができます。(佐久穂市街地は標高700メートルくらい)(八王子の高尾山は599メートル)

ここまで行くと別世界なので気温どころか気候区分(温帯とか熱帯とかいうやつ)がそもそも違うのですが、山道の途中で「ここから別世界だよ!」と分かりやすいピカピカゲートがあるわけではなく、徐々に別世界に進入していく事になります。
ただ道が続いているだけに見えて、等高線のようなグラデーションが張られているのです。

さっきのカーブは滑らなかったけど、次のカーブはトゥルトゥルってのがどこかしらのグラデーションで発生する。
そんな所が車で20分とかで行けちゃう所にあるのがヤバイです。(し普通に結構家が建っている)

 

部屋の寒暖差がヤバイ

新しい家は冬にフォーカスしており、冬将軍とタイマンはれるグラディエーターになっています。
しかし、全ての家がラッセルクロウなわけではなく、冬将軍に蹂躙される家もあります。

そこで昔から、人のいる居間を重点的に温かくして、可能な限り居間に人が集まり蜜になる対策をとられてきました。
ですが、多くの家の作り的に服を脱ぐトイレとお風呂(脱衣所)は家の北側に配置されており、冬将軍が常に鎮座している寒さになります。

特に脱衣所とお風呂(湯船)の寒暖差は凄まじく、体調崩すどころかヒートショックがヤバイです。
(ヒートショックは、脱衣所寒い=血管縮む=血圧上がる →熱い湯船=急に血管が広がる=急激な血圧低下 で起こります。対策は暖かくして血圧上げない等で血圧の変化を小さくする事です。くれぐれもご注意を。)

家の燃費を考え、冬でも快適な家に暮らす(作る)方が良いと私も思います。
古民家を暖かく改築されているこちらのブログに大変素晴らしく纏められているのでご覧ください。

 

地元の人との寒暖差がヤバイ

これは私にも当てはまる余談なのですが、地元の人は冬が来るまで寒い寒いと散々脅しまくっていたのに、いざ冬がやって来た時に

「今日はマイナス4度くらいだから、そうでもないよね」

と寒さの感度がちょっと違って共感できないって事があるようです。

これはまぁ、私が嫌われるくらいでヤバくはないけど、、ワムゥ。

 

佐久穂の寒さの観点を記載しました。
寒さ観点をもとに、暖房設備を準備したり、運転に気を付けたりと対策を取って寒さをコントロールしてもらえればと思います。

寒いときは我慢せずに対策しましょう!

コメントを残す